いつもご利用頂き誠にありがとうございます。
昨年開催された「薄い紙フェア」にて、大変ご好評を頂いた本文用紙「淡クリームキンマリ_62K」を新しくレギュラー用紙として追加いたします。
印刷した際の視認性・可読性は従来の「淡クリームキンマリ」シリーズと同じながらも、更に軽く薄い用紙となりますためページ数の多い作品におすすめです。
詳細・受注開始日につきましては下記をご覧下さい。
対象商品
・オンデマンドノベルズ
発注フォームの「用紙」の項目から「淡クリームキンマリ_62K」をお選び下さい。
200ページ以下は波打ち現象がより顕著に現れやすいため、それに満たないページ数の場合は70Kや90Kなどをご検討いただきますようお願いいたします。
印刷指定
・黒のマット感優先のみ
※「グラデーション再現性を優先」は受け付けておりません。
受注開始日
淡クリームキンマリ
メーカー紹介
優れた印刷効果、高い不透明度を兼ね備えた書籍用紙などに最適なクリーム上質紙のトップブランドです。
スタッフコメント
つるっとした手触りで、目に優しいクリーム色の用紙です。
めくりやすく、ページ数が多い作品に向いています。
印刷の再現性も高いので、漫画の再録にも安心して使えます。
厚い本を軽く、薄く、読みやすく
さて、キンマリ62Kが薄い紙と言われても70Kとどのような違いがあるのか、具体的な想像がつきにくいと思います。
今回は、同じページ数でそれぞれの用紙で製本したものを比較してみました。
表紙用紙はシンプルかつレトロな味わいのモダンクラフト。本文のページ数は双方300ページ。
実際に製本した物の束幅をノギス(厚さを計測する専用の定規)で計測してみると……。
2.04mmもの差となりました。
(※紙の厚さは環境・条件によって前後するため、こちらの数値が絶対とは限りません)
62Kならば再録本や長編の作品を書いた際、筆と勢いが乗りついつい厚くなってしまった本も70Kを使用するより薄めに軽めに作ることができますね!
開きやすい表紙用紙をお求めの方に
ページ数が多くなり本を開く際の読みやすさが気になる方は、下記をご参照ください。
スタッフの主観になってしまいますが、以下の用紙はしなりやすいように思います。
より柔らかいものをご希望の場合は、斤量の軽いもの(★マーク)がオススメです。
- ★NEW特レーブル_輝きゴールド<135>
- ★NTストライプGA_新スノーホワイト<170>
- OKスーパーポスト<220>
- OKプリンス上質<180>
- OKホワイトポスト<180>
- OKマットポスト<180>
- OK特アートポスト+<180>
- みすず紙 並口(市松/水玉/流水)
- ★キュリアスIR_パール<146>
- ★ジャガードGA_スノーホワイト<170>
- パルルックV_シュガー<220>
- パルルック_トワイライト<185>
- パルルック_ホワイト_ヘヤーライン<185>
- ミラーコート・プラチナ<180>
- 色上質<超厚口>(びわ/ブルー)
まだ用紙見本をお持ちでない方はこちらからご請求いただき、実際にお手に取ってご確認くださいませ。
よくある質問
Q.すでに入稿が済んでいる案件でも仕様変更はできますか?
仕様変更は可能です。
受付可能な条件を満たす案件のみ承っておりますため、
条件に付いては上記の「※入稿済み案件の仕様変更について」をご確認ください。
Q.入稿済みですが本文用紙を変えると背幅が変わってしまいます。
データの差し替えはできますか?
原則として差し替えはお受けいたしかねます。ご了承ください。
表紙・カバーのデザインによっては1~2mmの背幅の変更は仕上がりに影響されない場合もございますため、今一度お客様のデータをご確認ください。
また「テンプレートページの「背幅変動予定の表紙デザイン」にて、
・背幅が変わっても影響を受けにくいデザイン例
・背幅が決まっていなくても作れるデザイン例
をご紹介しています。ぜひこちらもご参考くださいませ。
Q.再版を希望する場合にデータは流用できますか?
データ流用は可能です。
しかし、前回案件時に使用した本文用紙によっては本の背幅が大幅に変わってしまう恐れがあるため、表紙・カバーデザインの崩れを防ぐ場合は表紙データを改めてお送りいただく必要がございます。
データ流用時の注意点はこちらでご確認いただけます。
Q.裏抜け・裏移りはしませんか?
薄い用紙のため多少の透け感はございますが、印刷された絵柄や文字が裏面の視認性を著しく損なうような染料の滲み、または裏面へ染料が映り込むなどの心配はございません。
通常の小説作品を読む分には支障がない仕上がりとなります。
Q.少ないページ数で淡クリームキンマリ62Kは使えませんか?
少ないページ数でもご発注いただけます。
その場合はより波打ちが発生する恐れがございますため、あらかじめご了承ください。
最後に
新しくレギュラー用紙として追加される淡クリームキンマリ62K。
商業の冊子にもっと近づけたい、文庫本を持った時の心地よさや読みやすさを追求したい!といった方は、ぜひご利用してみてくださいね。