大変ご好評いただいております弊社の「マット感優先」印刷を体験してみませんか? 「少数部再販したいけど、オンデマンドはテカるから苦手」 「よくわからないから、「おまかせ」にしようかな」 今回starbooksでは初の『お試し頂くだけ』で、割引チケットがもらえるフェアを開催致します。 いつも「マット感優先」をご愛顧いただいている方にも感謝の気持ちを込めまして、今までのご利用回数や毎割・通常・特急問わず、オンデマンドカスタム・ノベルズの作品が対象です。是非この機会に一度ご利用ください。
フェア概要
フェアの内容
対象の作品をご入稿頂いた方に、当社商品の金券として使用できる『STARBOOKS discount ticket』2,000円券を進呈。 チケットは全ての部材をご入稿が完了となった作品から順次お送りします。 ※チケット送信は手動で行っておりますので、送信までお時間を頂く場合がございますので、ご了承ください。 ※既に入稿・印刷済みで対象となる方にもチケットをお送りしております。 当該フェアチケット有効期限:一律2020年11月30日迄 ※発注期限のため、11月30日発注12月30日納品もOK チケットについての詳細はこちらをご参照ください。 「5月の大型イベントチケットプレゼントフェア」・「支援プチオンリーイベント」が対象の場合、どちらも適用されます。(上記二つが対象、かつ当該フェア適用の場合、チケットが3枚発行されます。)
フェア期間と対象作品
直近納品日 :2020/04/01〜2020/05/31の期間内 モノクロ印刷指定:マット感優先 以上の二点を満たした作品全てが対象です。 納品先が自宅、書店、イベント、どちらでも対象になります。 ※直近納品日が期間内の作品のみ対象となりますので、分納の場合はご注意ください。 対象内 例)納品先1箇所目:2020/05/31 自宅宅配 / 納品先2箇所目:2020/06/07 イベント搬入 対象外 例)納品先1箇所目:2020/03/31 自宅宅配 / 納品先2箇所目:2020/04/05 イベント搬入
チケット発行の上限
フェアの条件に当てはまる作品でしたら、制限なくチケットを随時発行いたします。 フェアで発行されたチケットは、フェア期間中の別作品でも適用可能です。
フェアへの参加方法
対象期間に納品の作品のモノクロ印刷指定を「黒のマット感を優先」へ変更していただくだけでフェアの対象となります。 ※特別な申し込みやご申告は不要です。
ご発注フォームでの変更
オンデマンドカスタム or ノベルズ > ご発注フォームよりお選び頂けます。
マイページからの仕様変更
既にご発注済みの場合、マイページから変更可能です。 お客様ノートを開く > ご注文状況・入稿データ送信 > 詳細 > 仕様変更 より変更いただけます。 入稿済みの場合は恐れ入りますが、お問い合わせください。 既に印刷工程に進んでいる等、問い合わせ時の状況によりお受け出来かねる場合がございます。
「マット感優先」機種について
特徴
ツヤ感が「グラデーション優先」機種より少なく、オフセット印刷に近いお色味の仕上がりです。 広範囲の黒ベタも得意です。 グレーの広範囲の塗り(トーン化していないグレー)やグラデーションについてはムラが出てしまい、不向きとしておりますが、モノクロ2階調への変換(トーン化)していただくことで回避が可能です。 下に「より安全・綺麗な印刷データ作成について」詳細を後述しておりますので、合わせてご確認ください。
ご使用いただける本文用紙
恐れ入りますが、グラデーション優先機種限定紙はご利用いただけません。
・お選びいただける用紙
オンデマンドカスタム
淡クリームキンマリ_90K
色上質_特厚口(全色)
キンマリSW<90>/<110>/<135>
キンマリV_110K
オンデマンドノベルズ
淡クリームキンマリ_70K/90K
キンマリSW<70>/<90>
・お選びいただけない用紙
オペラクリームウルトラ<80>、オペラホワイトウルトラ_80K、クラフトペーパー_プレーン_108K
(※オンデマンドカスタムのみ)
オンデマンドノベルスは全ての用紙がご利用いただけます。
より安全・綺麗な印刷データ作成について
広範囲のグレーについて(「マット感優先」)
広範囲にわたる2値化していないグレーやグラデーションは「マット感優先」機種の特質上、色ムラが出てしまいます。 また線数が高い(網点が細かい)トーンもオンデマンド印刷の特質上モアレのように見えてしまうことがございます。 広範囲をグレーやグラデーションにしたい場合は、線数を60以下でトーン化して頂くと安全です。 オススメは60線(L)/角度45度/解像度600dpiでのハーフトーン化です。 「マット感優先」機種として掲載しておりますが、オンデマンド印刷の特性上、線数の高いものはモアレが生じてしまうことがありますので、オンデマンド印刷はトーンの線数をあまり高くしない方が綺麗に出力されます。
線・文字のアンチエイリアス(「マット感優先」/「グラデーション優先」共通)
漫画を描く時に、線にアンチエイリアスがかかっていませんか? 小説の文字にアンチエイリアスがかかっていませんか? どちらも画面上で見ると滑らかで綺麗に見えますが、印刷するとジャギーがかかったように印刷される恐れがございます。 モノクロ印刷はグレーを網点化するため、線の周りや文字の周りにかかっているアンチエイリアス部分が掠れたように出力され、データと違うと感じる印刷になってしまいます。 今一度いつも使っているデータを拡大するなどしてご確認ください。 線がぼやけていると印刷がどのように出るのか、テスト印刷いたしました。 まずは印刷する線画のデータです。今回はアンチエイリアスをかけた線ではなく、線画にガウスぼかしをかけてレベル補正で調整しぼかしています。 画像は200%の拡大表示です。 カラーの主線などではこのように線画をぼかすことがあると思いますが、画面上では滑らかに見えます。 下の2値の線画は画面上でジャギーがかかっているように見えます。 マット感優先機種で印刷した結果は・・・? いかがでしょうか。 印刷をすると、ぼかしのない線画の方が綺麗に出力されます。 下はほぼ原寸と同じサイズになっている画像です(等倍で撮影したもの) 使用したデータは解像度 600dpi/カラーモード グレースケール/トーン 85線20% 原稿サイズ 横45mm × 縦55mm です。 印刷してみたら、線や文字がガサガサ、網点化している、というのはとてもショックですよね。 これから原稿を始める方、アンチエイリアスに要注意です! 更に・・・ よくお見かけするのは、合同誌やアンソロジーで小説のページの文字にアンチエイリアスがかかっているデータです。 PDFを画像データ(PSDやTIFFなど)に変換した際にかかってしまうことが多いようですが、弊社はノンブルが必須ではなく拡張子を統一していただく必要もありませんので、無理に変換をせずお送りください。 参考リンク/「ファイル名の付け方」 どのように印刷されるのか、こちらもテスト印刷をしました。 ワードなどの文章ソフトでPDFに書き出しすると、一般的に一番左側のベクターデータの状態になっています。こちらの画像はPDFに書き出したヒラギノ明朝13Q(およそ9.2pt/一般的な文庫本の文字サイズと言われております)のフォントを6400倍に拡大していますが、滑らかなまま表示されています。 中央はphotoshopでアンチエイリアス無しで開いたもの、右はphotoshopでアンチエイリアス有りで開いたものです。(※どちらも解像度600dpi カラーモードグレースケールです) photoshopではPDFを開く時に、チェックボックスがあります。 「マット感優先」機種で印刷し、3倍ズームで撮影した写真です。 読むのにはどれも問題ないのですが、目を凝らして見ると、画像化したものは少し文字にジャギーがかかっていたり、アンチエイリアス有の方は細い線の部分が網点化されて点々になっているのがわかります。 文字を綺麗に印刷したい時には、画像(ラスタ)データではなくベクターデータがおすすめです。 入稿前に保存したPDFを拡大してチェックしてみてくださいね! フリーフォントなど、PDFに保存すると記号などがズレるものもありますので、合わせてご確認ください。
小説の挿絵について(「マット感優先」/「グラデーション優先」共通)
難しいお話は割愛しますが、オンデマンド印刷は熱でトナーを溶かし、それを紙に定着させます。 長い間文字を印刷していると、熱をもっているところが限られてくるので、 急にグレースケールの挿絵が混ざると熱があるところとないところで印刷にムラが出やすくなってしまいます。 そのため、挿絵はモノクロ2値のデータの方が比較的ムラなく印刷出来ます。 挿絵を頼むときに「モノクロ2値でお願いします」とお伝えしたら、玄人っぽいですね(?)
「マット感優先」Q&A
マット感優先にしてみたいけど、データはグレースケールでも大丈夫ですか?
カラーモードがグレースケールでも「マット感優先」をご利用頂けます。 中身はグレーの塗りのみ、トーンを使用しているなどデータの中身も問わず、印刷が可能です。 「原稿マニュアル」 のデータ形式や 「データチェック編」 を守っていただいているデータでしたら、特別な処理などは必要なく「マット感優先」をお選び頂けますのでご安心ください。 先のデータの作り方とも重複いたしますが、広範囲のグレーの塗りやグラデーションなどはムラが出てしまいますので、その点ご了承くださいませ。
小説にも「マット感優先」は関係ありますか?
マット感優先機種と、グラデーション優先機種ではトナーのツヤ感が異なります。 ページ数が多い本の場合にツヤが少ない方が目が疲れないからと「マット感優先」をご利用くださる方もいらっしゃいます。 ツヤ感やマット感はお好みになってしまうかと思いますが、この機会に一度ご利用いただいてお好きな印刷機種を見つけていただければ幸いです。
どんな印刷か先に見てみたい!
用紙見本をご請求ください。 グラデーション優先とマット感優先とどちらの印刷もご確認いただける見本でございます。 実際の本文用紙に印刷しておりますので、是非お取り寄せくださいませ。 用紙見本の詳細・請求はこちら